コンクリートの素地調整の方法
2022/04/28
コンクリートでできた床・外壁に塗装を行う場合、素地調整が仕上がりを大きく左右します。
今回は、コンクリートの素地調整の方法について解説します。
素地調整の流れ
素地調整とは、こられから塗装を行う部分である素地(下地)を、塗装に適した状態に整える作業です。
コンクリートに塗装を行う前の素地調整の方法について見ていきます。
汚れの除去
汚れが残っている場合、塗料の密着を妨害することがあるので、除去します。
高圧洗浄で汚れを洗い流す他、ワイヤー製のブラシでこすって表面を奇麗にしていきます。
巣穴・豆板の補修
巣穴・豆板はどちらも施工時の不備により、コンクリート表面に生じます。
コンクリートを流し込む際に専用の機械で混ぜ合わせるのですが、この作業が甘いと乾燥した際に穴が空いたり(巣穴)、表面に砂利のデコボコが目立つ(豆板)が発生します。
どちらも、塗装の効果を低下させるので、コンクリート用の補修材で埋めます。
クラックの補修
クラックはコンクリートの表面にできた、ひび割れのことです。
微細なものであれば安全性に問題がないので、コンクリート用の補修材で埋めるのみで補修は完了します。
しかし、約0.5mm以上のクラックがある場合は、補修が必要です。
補修方法は、電動ノコギリでクラックに沿って切れ目を入れ、防水材であるシーリングを注入するなどです。
まとめ
コンクリートの素地調整の方法について解説しました。
汚れの除去、巣穴・豆板の補修、クラックの補修といった素地調整の方法があります。
当社は、コンクリートへの塗装を素地調整から行ってきた豊富な実績と経験がございます。
コンクリート面への塗装業者をお探しの際は、ぜひお声がけください。