有機溶剤の取り扱いについて
2023/06/03
有機溶剤の取り扱いにはどのような注意が必要なのでしょうか。
業務で使用するなら取り扱いについて学ぶ必要がありますよね。
本記事では有機溶剤の取り扱いについて簡単に解説します。
有機溶剤の取り扱いについて
塗装や印刷などで広く使われている有機溶剤ですが、取り扱いには注意しましょう。
なぜなら有機溶剤は有毒性が高いものが多いからです。
揮発性が高くて呼吸から体内に入るうえに、油脂で溶けるため皮膚を通しても体内に取り込まれます。
特に有機溶剤中毒予防規則の対象となっている54種類の有機溶剤を取り扱うなら注意が必要です。
有機溶剤中毒予防規則の対象となる有機溶剤の取り扱いについて
有機溶剤のなかでも特に毒性が高いものは有機溶剤中毒予防規則の対象となっています。
取り扱いにあたっては換気装置の設置や従業員への周知などが必要です。
作業者は健康診断を受診し、その結果を事業者は保管しなくてはなりません。
また使用した容器の廃棄についてもルールが決められています。
安全に取り扱うために有機溶剤中毒予防規則はしっかりと守りましょう。
まとめ
有機溶剤は有毒性が高いものが多いため取り扱いには気をつける必要があります。
規則の対象にならない有機溶剤でも、基本的に人体には有害なものです。
そのため業務で有機溶剤の取り扱いをするならくれぐれも注意してください。
換気をしつつ安全に配慮したうえで有機溶剤を取り扱いましょう。