有機溶剤の種類について
2023/07/01
有機溶剤の取り扱いについて種類にはどのようなものがあるのでしょうか。
日常生活でも使われるものですが、種類までは把握していない方も多いものですよね。
本記事では有機溶剤の種類について分かりやすく紹介します。
有機溶剤の種類
有機溶剤の種類は非常に多く工業用だけでも500種類以上が存在しています。
特に有毒性が高い54種類を「1種・2種・3種」に分類しているのが有機予防中毒予防規則です。
有機予防中毒予防規則による分類では以下のように分けられます。
・2種……アセトンやクレゾールなど40種類
・3種……ガソリンやコールタールナフサなど7種類 1種に分類されているのは特に人体への害が大きいものです。
数字が小さいほど毒性が高いのが種類ごとの大きな違いになります。
有機溶剤の管理方法
種類に関わらず有機溶剤は濃度・蒸気密度・沸点などを把握して管理しなくてはなりません。
換気装置の設置や従業員への周知なども必要です。
取り扱う有機溶剤の特性を把握したうえで十分な注意をする必要があります。
まとめ
多くの種類がある有機溶剤には、特に毒性が高いものが全部で54種類あります。
注意が必要な有機溶剤を分類して取り扱いのルールを設けているのが有機予防中毒予防規則です。
いずれの業種でも安全のためには有機溶剤の取り扱いには気をつける必要があります。
使用する有機溶剤の量や種類を問わず、取り扱いには慎重を期しましょう。