防錆処理する方法
2022/07/08
金属の腐食や錆を防ぐには、どのような方法があるのかご存じですか。
腐食しやすい金属などに防錆処理を行うことで、腐食や錆の対策ができますよ。
ここでは、防錆処理する方法を解説します。
防錆処理する方法
防食被膜の形成
空気、水、他の物質などに触れさせないように表面を人工的に作りコーティングする方法です。
錆止め塗料や表面に薄い金属の膜をかぶせるメッキなどが当てはまります。
・無機被覆…金属やセラミックスによるコーティング 屋外で雨風にさらされると、皮膜が取れやすくなりますので定期的にコーティングする必要があります。
耐食材料の使用
銅やニッケル、クロムなどの比較的に腐食しにくい金属を混ぜて加工する方法です。
元の金属よりも耐食性を高めることができます。
ただし、正しい知識と技術力の高い業者に依頼する必要があり、費用も高くなります。
基本的には、防食被膜や電気防食ができない場所で使われることが多いようです。
電気防食
水中など腐食しやすい環境で使用されている金属に対して、常に電流を流しておく方法です。
電流の作用により、金属の電位を変化させることで腐食を防ぐ効果が期待できます。
土中や海中などに埋没しているパイプラインや海中に建っている橋脚に使われます。
まとめ
防錆処理には、「防食被膜の形成」「耐食材料の使用」「電気防食」などが挙げられます。
金属の腐食や錆を防ぐためには、専門業者に依頼して適切な防錆処理を行うようにしましょう。
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