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金属の腐食を防止する塗料の特性と種類

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金属の腐食を防止する塗料の特性と種類

金属の腐食を防止する塗料の特性と種類

2022/04/21

建築物に使用される金属は、腐食を起こすことで損傷の原因となります。
しかし金属は、腐食防止の効果がある塗料を塗ることで、損傷を防ぐことができます。
今回は、金属の腐食を防止する塗料の種類について解説します。

腐食を防止する塗料

金属は、水分が付着することによって色や形が変わる腐食という現象を引き起こします。
建物にとって大敵である錆も、この腐食が進行することで発生します。
そんな腐食を防止する塗料の特性と、その種類について見ていきます。

錆止め塗料

腐食の発生を防止する塗料を、錆止め塗料といいます。
腐食は、金属と水と酸素が結びつく化学反応によって進行します。
錆止め塗料で表面をコーティングすることで、水と酸素が金属と結合することを避けることができます。

また、錆止め塗料には金属と酸素の結合を防ぐ、特殊な成分も含まれます。
コーティングと特殊成分という、2つの働きで腐食を予防するのが錆止め塗料です。
以下に、代表的な錆止め種類の2種類を解説します。

油性系

油性系の錆止め塗料は、塗装によって生じる膜が厚いことが特徴です。
その分、乾燥までに時間が必要ですが、屋外で腐食を防止する効果が高い塗料です。

エポキシ樹脂系

エポキシ樹脂系の錆止め塗料の特徴は、硫酸などの薬剤に強いことです。
紫外線に弱いという欠点もあるので、室内やタンク内の防蝕塗装に向いています。

まとめ

金属の腐食を防止する塗料の種類について解説しました。
金属の腐食は錆止め塗料を塗装することで予防できます。
錆止め塗料は、大きく油性系とエポキシ樹脂系の2種類に分けられます。
当社では、塗装だけでなく多様な方法で金属の腐食を防止する工事を行っています。
タンクや建屋の防蝕業者をお探しの場合は、ぜひお任せください。

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