ライニング工法とはどんな工事か?
2022/04/01
工場で配管などの腐食を防ぐ工事にライニング工法があります。
今回は、ライニング工法とはどんな工事かについて解説します。
ライニング工法について
ライニング工法とは、どのような特徴のある工事なのでしょうか。
ライニング工法とは
工場の床やタンクなどの表面や内面に、腐食や劣化を防ぐために塗料や薬品を塗布する工法をさします。
比較的厚みのある塗膜を作り出すという特徴があり、施工に使用する材料によって内容が細かく分かれます。
PVCライニング工法
合成樹脂のひとつであるPVC(塩化ビニール)を使用したライニング工法です。
PVCの
・薬品による劣化に強い
・油分による劣化に強い という特徴を生かして、工場にはりめぐらせれた配管や、貯水槽などに施される工法です。
FRPライニング工法
ガラス繊維に樹脂を複合させた、FRP(繊維強化プラスチック)を使用するライニング工法です。
シート状のFRPを張り付けた上から、トップコートという専用の塗料を塗ることで強い塗膜を作ります。
・高い耐久性能 以上の特徴から、金属製のタンクの内部などに使用されることが多いです。
まとめ
ライニング工法とはどんな工事かについて解説しました。
ライニング工法とは、配管などの腐食や劣化を防ぐために塗料や薬品を塗布する工法のことです。
使用する材料によって、PVCライニング、FRPライニングなどに区分されます。
当社は、多くの工場設備でライニング工法による腐食を防ぐ工事を行ってきました。
工場のメンテナンスをご検討の際はぜひ、ご依頼ください。