配管に防蝕工事が必要なのはなぜ?
2022/10/15
配管にはしばしば防蝕工事が行われますが、その理由はなぜなのでしょうか。
今回は、配管と防蝕工事について見てみましょう。
配管に防蝕工事が欠かせない理由
配管に防蝕工事が行われるのには、どうしてもやっておかねばならない理由があるからです。
腐蝕から守るため
配管には水だけでなく、熱水や薬品が流れます。
熱水は熱によって配管を腐蝕させますが、さらに厄介なのが薬品です。
酸性とアルカリ性の薬品は力が強く、配管の素材によっては腐蝕が一気に進んでしまう恐れがあります。
配管内に硫化水素が発生し、配管内を流れる硫酸が、配管だけでなく設備全体を腐蝕させてしまいます。
汚水を浄化して河川に流すという重要な役割を担っている施設ですので、防蝕工事が不可欠な建物です。
設備を長持ちさせるため
先に述べたように、水は配管に大きなダメージを与えます。
水が腐蝕の原因になるのは、規模の大きな建物では工業用水や海水を利用することがよくあるからです。
熱水の場合は、高温の熱が配管に負担をかけます。
防蝕工事をしておくと配管への負担が軽減されますので、結果的に配管だけでなく設備そのものが長持ちするでしょう。
安全に働ける環境にもつながることから、防蝕工事はぜひとも必要です。
まとめ
配管に防蝕工事が欠かせないのは、配管はもとより、設備全体にまで影響をおよぼすからだとわかりました。
安心して働ける環境を維持し、設備を長持ちさせるために配管への防蝕工事は必須ですね。
弊社は東京を拠点に、さまざまな防蝕工事を行っております。
配管への防蝕工事のご相談は、弊社にお気軽にお寄せください。