防蝕工事に関する資格はあるの?
2022/08/15
防蝕工事を行うにあたって、どんな資格があると有利なのでしょうか。
今回は、防蝕工事に関する資格について見ていきましょう。
防蝕に関係する資格
防蝕にまつわる仕事をするには、いくつかの資格が挙げられます。
コンクリート防食技士
コンクリートで施工されたものすべてに対し、専門知識と技術を有していると認められた人に与えられる資格です。
「一般社団法人日本コンクリート防食協会」が主催する民間資格で、独自に実施する技術検定試験を突破することで有資格者になれます。
主な仕事内容は、コンクリートに関する防蝕の施工管理と品質管理です。
コンクリートにまつわるさまざまな検査の責任者として、業務に携わります。
コンクリート診断士
こちらは「公益社団法人日本コンクリート工学会」が実施する講習会を受講し、試験に合格して取得する資格です。
コンクリートの状態を診断するほか、維持・管理の知識と技術を有します。
防蝕工事においては、主にコンクリートの防蝕状態について判断を行う人材になるでしょう。
1級施工管理技士
さまざまな建築現場で施工計画から現場の安全管理のすべてにおいて、管理を受け持つ責任者になるための資格です。
防蝕に関する工事も例外ではなく、あらゆる防蝕工事に携わります。
管工事施工管理技士
1級と2級があり、主に金属への防蝕工事の施工と管理にかかわる国家資格です。
金属の表面に保護膜を作り、腐蝕を防ぐといった工事に必要な知識と技術を身に着けています。
まとめ
防蝕工事に関係する資格は、幅広い分野にわたることがわかりました。
コンクリートから金属まで、さまざまなものが腐蝕していくことを思えば、資格が多いのもわかりますね。
東京を拠点とする弊社は、自社による一貫工事を手掛けております。
防水・防蝕工事をお考えの際は、弊社にお気軽にご相談ください。